我孫子市議会 > 2021-11-29 >
11月29日-01号

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  1. 我孫子市議会 2021-11-29
    11月29日-01号


    取得元: 我孫子市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    令和 3年 12月 定例会(第4回) 令和3年11月招集     我孫子市議会定例会会議録(第1号) 令和3年11月29日(月)現在議員24名で次のとおり      西川佳克君      野村貞夫君      澤田敦士君      山下佳代君      江川克哉君      芹澤正子君      岩井 康君      海津にいな君      高木宏樹君      戸田智恵子君      久野晋作君      内田美恵子君      飯塚 誠君      西垣一郎君      甲斐俊光君      日暮俊一君      椎名幸雄君      豊島庸市君      佐々木豊治君     坂巻宗男君      早川 真君      木村得道君      茅野 理君      松島 洋君--------------------------------------- △開会  令和3年11月29日(月)午後1時分00分 ○議長(西垣一郎君) ただいまから令和3年第4回我孫子市議会定例会を開会いたします。---------------------------------------議事日程 議事日程(第1号) 令和3年11月29日(月)午後1時開議日程第1.会期の件日程第2.会議録署名議員指名日程第3.議案第1号から議案第21号及び報告第1号から報告第3号     (市政一般報告及び提案理由の説明)日程第4.議案第1号及び議案第3号総括審議日程第5.発議案第1号日程第6.発議案第2号日程第7.議会改革特別委員会廃止件--------------------------------------- ○議長(西垣一郎君) 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議長の報告 ○議長(西垣一郎君) 日程に先立ち諸般の報告を申し上げます。 初めに、去る11月2日に内田美恵子議員から、同日付をもってNextあびこを解散した旨の届出がありました。 会派の解散により、同日付をもって内田美恵子議員から、議会運営委員会委員を辞任したい旨の願いが、久野晋作議員から議会改革特別委員会委員及び新型コロナウイルス感染症対策特別委員会委員を辞任したい旨の願いが提出されましたので、委員会条例第13条の規定によりこれを許可いたしました。 次に、去る11月4日に久野晋作議員から、同日付をもって西川佳克議員との2名にて、蒼新会を結成した旨の届出がありました。会派の結成により、委員会条例第7条第1項の規定により、同日付をもって議会運営委員会委員議会改革特別委員会委員及び新型コロナウイルス感染症対策特別委員会委員久野晋作議員を指名いたしました。 次に、監査委員から現金出納検査の結果報告がありました。お手元に配付の印刷物により御了承願います。 以上をもちまして、諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △会期の件 ○議長(西垣一郎君) 日程第1、会期の件を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は本日から12月17日までの19日間とすることに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) 御異議ないものと認めます。よって会期は19日間と決定されました。---------------------------------------会議録署名議員指名 ○議長(西垣一郎君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第88条の規定により、              澤田敦士議員              山下佳代議員にお願いいたします。--------------------------------------- ○議長(西垣一郎君) 本日、市長から議案の送付があり、これを受理いたしましたので、御報告いたします。     (巻末資料に掲載)--------------------------------------- △議案第1号から議案第21号及び報告第1号から報告第3号(市政一般報告及び提案理由の説明) ○議長(西垣一郎君) 日程第3、議案第1号から議案第21号及び報告第1号から報告第3号を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。星野順一郎市長。     〔市長星野順一郎君登壇〕 ◎市長(星野順一郎君) 令和3年第4回市議会定例会の開会に当たり、市政に関する一般報告を行います。 初めは、新型コロナウイルス感染症についてです。 市では、新型コロナウイルス感染症への対策として、様々な事業を実施しています。新型コロナ対策として期待されるワクチン接種について、11月25日時点の接種状況は、65歳以上の方は1回目95.9%、2回目95.3%、12歳以上64歳以下の方は1回目84.6%、2回目83.4%となっています。現在は、12歳の誕生日を迎える方など、新たに接種を希望する方へ引き続き接種を行っています。 今後の3回目接種については、2回目からおおむね8か月以上の間隔を空けて接種を開始する予定です。1、2回目の接種開始時とは異なり、ワクチン接種体制が整い、接種実施医療機関が増えているため、かかりつけ医での接種が可能となります。2回目接種後、おおむね7か月経過した頃に3回目の接種券が届くように準備をしていますが、国からのワクチン供給量によっては、接種券の発送が遅れる可能性があります。 なお、医療従事者につきましては、令和3年3月から4月に2回目接種を終えているため、11月22日に接種券を発送いたしました。引き続き円滑な接種の実施に努めてまいります。 社会福祉協議会が実施する総合支援資金の再貸付終了世帯などを対象に支給する生活困窮者自立支援金につきましては、7月1日より申請受付を開始し、10月末時点で24世帯に合計496万円を支給いたしました。 市内小中学校の修学旅行と林間学校につきましては、緊急事態宣言により多くの学校が延期の措置を取りました。延期に伴う料金が発生した学校には、9月補正予算や予備費対応で保護者の経済的負担を軽減するための支援を行いました。 なお、緊急事態宣言が解除された10月以降、各小中学校では、延期となっていた修学旅行などが実施されています。旅行的行事の教育効果は大変大きく、児童・生徒にとっても思い出深いものになるため、今後も修学旅行などの実施に際し各学校を支援してまいります。 新型コロナの影響を受けている市内事業者の支援と、国が示す新しい生活様式の一つであるキャッシュレス決済の普及促進を目的として、9月1日から30日までの1か月間にわたり、市内で買物や飲食などをしてキャッシュレス決済で支払いをすると、決済額の20%分のポイントが付与されるキャンペーンを実施いたしました。 本キャンペーンは、市内でPayPayを導入している約700店舗を対象とし、スマートフォンPayPayアプリを使える方はどなたでもポイントを受けられる広範な取組といたしました。また、スマートフォンに不慣れな方にもこれを機にキャッシュレス決済を利用していただけるよう、前もってスマートフォン使い方教室PayPay使い方教室を実施し、いずれも満員で、参加者にも好評でした。 利用実績としましては、キャンペーン期間1か月での決済総額は約7億1,000万円、PayPayボーナス付与額は約1億2,500万円となりました。参加した市内事業者からは、キャッシュレス決済の利用率はもちろん、来店客数や売上も大きく増加したとの声をいただいています。さらに、実際にPayPayが使われたお店だけでなく、そのお店の仕入れ元など、関連する事業者や、付与されたボーナスが使用された市内店舗への波及効果も生まれていると考えています。 また、事業の継続を下支えするとともに、それぞれ実情に応じた感染拡大防止に資する取組を支援するために、国の月次支援金または千葉県の中小企業等事業継続支援金の給付を受けた中小企業や個人事業者等に10万円の支援金を交付しています。対象となる事業者に確実に申請していただけるよう、積極的に情報発信を行い、迅速に交付をしてまいります。 新型コロナの影響を受け、厳しい状況にある市内公共交通事業者等への支援につきましては、感染症対策の強化や運行継続、事業活性化のため、交通事業者に車両1台当たり3万円、高齢者等外出応援事業に協力いただく送迎バス事業者に車両1台当たり1万円を交付いたします。速やかに支援金が対象事業者に行き渡るよう事業を進めてまいります。 子育て世帯につきましては、国の支援対策である子育て世帯への臨時特別給付金を支給いたします。中学生以下の子を扶養し、市から児童手当を受給している世帯に対する給付金につきましては、12月24日に子ども1人につき5万円を支給する予定です。高校生相当年齢のみの子どもを養育する方などは、申請していただく必要があります。対象となる世帯への確実で迅速な支給に努めてまいります。 今年度中の策定を予定していた商業振興及び観光振興に関わる新たな方針につきましては、長期間に及ぶ新型コロナの影響から、策定スケジュールに遅れが生じていること、アンケートの実施や取組の検討が困難となっていたことなどから、策定を1年間延期いたします。なお、現行の商業活性化ビジョン第6期事業推進計画及び観光振興計画につきましては、令和4年3月までとしていた計画期間を1年間延長いたします。 次は、総合計画の策定についてです。 これまで、総合計画審議会からいただいた市政に対する御意見を参考に、庁内の策定委員会ワーキングチーム前期基本計画の素案の策定を進めてきました。第四次総合計画前期基本計画では、8つの基本目標に対する基本施策と施策推進のための横断的な取組について、令和4年度から9年度までの主な取組を示しています。また、まち・ひと・しごと創生総合戦略とSDGsをひもづけた一体的な計画としています。 11月27日に開催した総合計画審議会において素案の審議をしていただきました。今後の予定としましては、12月中旬に答申を受け、年内を目途にパブリックコメントを実施をしていきます。 次は、行政改革の推進についてです。 組織見直しでは、来年度からスタートする第四次総合計画を効果的に推進する組織を構築するため、昨年度から計9回の組織見直し検討委員会を開催し、現状における組織上の課題について検討を重ね、来年度からの組織体制案を作成いたしました。また、指揮命令系統を分かりやすく、責任の所在を明確にするため、職制につきましても見直しを図ることといたしました。 なお、行政組織及び職制の見直しに係る条例改正につきましては、今議会に上程をしています。 次は、ヤング手賀沼についてです。 長期欠席児童生徒対策事業の一環であるヤング手賀沼につきましては、今年度から、湖北台東小学校と、けやきプラザ11階フリースペースの2か所で運営しています。1日平均登室人数は毎月増え、4月は9.3人、5月は10.4人、6月は11.7人、7月は13.2人、9月は15.4人、10月は15.9人でした。通級児童生徒は増加しており、支援するコーディネーターと指導員も昨年度より増員して対応しています。今後も通級する子どもたちの心の居場所となり、子どもたちが自信をつけ、自己決定をできる場となるよう運営をしてまいります。 また、現在は適応指導教室として位置づけていますが、今後、教育支援センターとして運営していくことを踏まえ、市民の皆さんに分かりやすい、ヤング手賀沼に代わる名称を検討してまいります。 次は、東京オリンピックパラリンピックについてです。 東京2020大会のレガシー創出の取組として、市では7月3日に市内を走る予定であったオリンピック聖火リレーのトーチを3本購入し、10月4日から11月15日まで小中学校で巡回展示を行いました。また、12月11日から23日まで市民プラザにおいて、トーチのほか聖火リレーに代わって実施された点火セレモニー事前キャンプの様子などを報告する展示会を実施しています。この展示会には、事前キャンプをきっかけにホストタウン登録したスロベニア共和国の駐日大使をお招きし、観覧いただく予定です。さらに、購入したトーチのうち1本は、市民プラザでの展示後、オリンピックの理念の一つである平和な社会の実現を願い、アビスタ1階、禎子鶴の横に常設展示する予定です。ほかの2本は、今後、市民の皆さんや学校などに活用いただけるようにしてまいります。 11月30日には、パラリンピック車いすラグビーで2大会連続の銅メダルを獲得した今井友明選手への市民文化スポーツ栄誉章贈呈式車いす体験会白山中学校で実施いたします。さらに、年度内に、母校の我孫子第四小学校でも、車いすラグビー体験会を実施いたします。 なお、オリンピック聖火リレートーチの常設展示及び四小での車いすラグビー体験会に係る予算は、今議会に計上をしています。 次は、あびこエコ・プロジェクトについてです。 第四次地球温暖化対策実行計画として取り組んできたあびこエコ・プロジェクト4では、市の事務事業に伴って排出された温室効果ガス排出量を、基準年度の平成26年度と比較して令和2年度までに4%削減する目標を定め、取組を進めてまいりました。計画期間が満了した令和2年度の総排出量は、基準年度比3.5%の増加となりました。要因としては、クリーンセンターでのごみ焼却量の増加や焼却炉の稼働時間の増加、平成27年から28年にかけて全小中学校にエアコンを設置したこと、新型コロナ拡大防止のための換気により空調の都市ガス使用量が増加したことなどが挙げられます。内訳としては、全体の約7割を占めるごみの焼却に伴う排出量が4.2%の増加、電気、燃料、公用車の使用に伴う排出量が2.1%の増加となっています。なお、計画期間5年間の平均では、2.1%の増加となりました。 今年度スタートしたあびこエコ・プロジェクト5では、令和7年度までに市の事務事業に伴う温室効果ガス排出量を、基準年度の平成30年度比で9%削減する目標を定めています。一層の温室効果ガス排出量の削減に努めるとともに、環境への負荷の低減に向けた取組の充実を図ってまいります。 次は、放射能対策です。 東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う損害賠償請求につきましては、原子力損害賠償紛争解決センターから提示された和解案に基づき、10月21日に東京電力ホールディングス株式会社和解契約書を締結し、同29日に和解金2,203万8,000円の支払いがありました。今後も、福島第一原子力発電所事故に伴う放射能対策経費については、事故の原因者である同社に請求をしてまいります。 次は、手賀沼公園の魅力向上と手賀沼遊歩道の維持管理についてです。 手賀沼公園オープンカフェは、令和4年3月に開設する予定で公募設置等計画認定事業者と調整をしてまいりましたが、同事業者から、新型コロナの影響で資材や輸送コストが高騰したことにより、開店時期を含めた事業内容を見直したい旨の申出を受けました。開設時期が遅れることとなりますが、引き続きオープンに向け協議を進めてまいります。 今年度、策定作業に着手した手賀沼遊歩道維持管理計画については、施設や樹木の現況調査を行うとともに、環境団体や周辺農家等の意見聴取も行い、課題と対策の整理を進めてまいりました。その中で特に難しい課題となっているツツジの株間に侵入した篠竹の駆除や褐斑病等の病害対策につきまして、周辺環境への影響に配慮し、農薬は使用せず、刈取りを軸とした対策に取り組むことを検討してまいります。 次は、観光振興策の推進についてです。 農産物直売所アンテナショップ跡地の活用については、店舗のオープンに向けて事業者と協議を行っています。現在は、新しい生活様式に配慮した設備等の拡充を盛り込んだ計画を再考しているとのことです。当該跡地の事業定期借地権設定は20年間の契約となることから、将来を見据えた長期の安定的な店舗経営を実現することを念頭に、今後も引き続きオープンに向け事業者との協議を進めてまいります。 次は、植物防疫についてです。 水田無人航空機防除への支援では、水稲のカメムシ被害等を抑制するため、市内全域の水田を対象に、要望のあった農業者等小型無人航空機による薬剤散布費用の一部を支援いたしました。12件の補助金申請があり、利根川周辺で約206ヘクタール、手賀沼周辺で約68ヘクタール、合計約274ヘクタールの水田において実施されました。一等米比率は73%となり、再開前に比べ13%上がりました。また、散布後の調査では、害虫が減少していることを確認いたしました。 今後も、周辺住民の安全に配慮をしながら、農業生産と農業者の安定的な経営を図るための支援を行ってまいります。 次は、企業が進出・操業しやすい環境づくりについてです。 柴崎地区の産業用地整備事業者公募型プロポーザル方式により選定するに当たり、我孫子市柴崎地区産業用地整備事業者選考委員会で募集要項や評価基準を決定いたしました。事業者の募集は10月19日から12月10日まで行い、その後、書類審査、プレゼンテーション、ヒアリングを経て、来年1月末には事業者を選定する予定です。 次は、文化財施設の管理・活用についてです。 今年で築100年を迎えた志賀直哉邸跡書斎修復工事を実施するにあたって、クラウドファンディングを活用し、文化財保護に賛同してくださる方の支援を募りました。目標金額は75万7,000円で、9月1日から実施したところ、11月3日に目標額を達成いたしました。クラウドファンディングは来年1月5日まで実施をしており、目標額を超えた寄附につきましては、来年度以降の志賀直哉邸跡書斎の修復のほかに、書斎の近くにある白樺文学館所蔵資料の修復などに活用いたします。来年春には、クラウドファンディングに参加していただいた方を対象に現地ガイドツアーを実施する予定です。 修復工事後は、志賀直哉と我孫子のつながりを知っていただく場所として、従来よりも見学時間を増やし、イベントを実施するなど、より一層活用を進めてまいります。 次は、災害予防についてです。 近年に発生した災害の教訓や、関係法令の改正、県の地域防災計画の修正内容を反映するため、我孫子市地域防災計画の見直しを行っています。見直しに当たっては、7月に第1回市民危機管理対策会議を開催し、修正の基本方針を決定いたしました。基本方針では、避難所における新型コロナ対策や大規模停電対策、受援計画の整備、災害種別ごとの避難所の開設順位の明確化、避難所運営体制の構築及び収容人数などの改善、大規模災害時の応援受入体制の整備、物資の輸送体制の整備などの内容を修正し、自助、共助、公助それぞれの役割や対策を強化することで、さらなる減災対策を進めていくものとしています。 この基本方針に基づいて修正した内容で、12月からパブリックコメントを実施し、2月に第2回市民危機管理対策会議で新たな地域防災計画を決定します。決定した計画を基に、今後も発生が想定される自然災害に備え、自助、共助の重要性と役割を広く周知していくとともに、関係機関との連携強化を図り、より一層の災害への対策や効果的な減災につなげてまいります。 昨年9月に発行したあびこハザードマップにつきましては、自治会等を通して多くの市民の方に配付しましたが、転入者用の部数に不足が生じたことから、10月に新たに5,000部を増刷いたしました。増刷分につきましては、今年度に法律改正された避難情報の変更内容を記載したパンフレットを挟み込みました。 11月20日には、災害発生時の迅速かつ的確な対応力の向上を図るため、川村学園女子大学グラウンドを会場として3年ぶりに総合防災訓練を実施しました。今年度は、新型コロナの拡大防止のため、広い会場において参加者同士が密にならないよう間隔を取った上での開催といたしました。訓練は、大地震の発生を想定し、防災関係機関との連携訓練を中心に実施をいたしました。 また、災害時における避難所の通信手段の一つとして期待できることや、利用者のニーズがあることから、Wi‐Fiが整備されていない近隣センター7館のフリースペースに、今年度中の整備を行う予定です。 今後も、災害に強い安全に安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。 次は、水害対策です。 布佐排水区では、県道千葉・竜ケ崎線から上流側の雨水幹線整備工事のうち、3工区について今月末で工事が完了いたします。4工区の整備は、住宅密集地での工事となるため、施工時の占有幅が小さい工法で進める予定で、令和5年2月末の完了を目指してまいります。 若松地区では、第4排水区3工区の雨水管布設工事を進め、令和4年3月末の完了を目指してまいります。 柴崎排水区の柴崎幹線整備工事2工区の雨水管推進工事につきましては、国道6号及び県道船橋・我孫子線を横断いたしました。引き続き工事を進め、来年度の完了を目指していきます。 今後も、国の交付金を活用し、浸水対策事業を着実に進め、水害に強いまちづくりを進めてまいります。 次は、平和事業についてです。 戦争や原爆を体験していない世代が、戦争体験者原爆被爆者の平和への思いをしっかりと受け継ぎ次の世代に伝えていく取組として、歴代の派遣中学生による小学校でのリレー講座を、今年度はこれまでに4校で実施いたしました。今後12月から2月にかけて、さらに4校での実施を予定しています。 12月5日に開催する平和の集いでは、8月9日から11日に広島に派遣した中学生12名がスライドを交えながら、現地で見て、聞いて、感じたことを報告いたします。また、我孫子中学校演劇部が、原爆の恐ろしさを伝える劇「ヒロシマの青い空の下で」を上演いたします。 さらに、同時期に開催する平和の集い展では、広島平和記念資料館から借用したヒロシマ・ナガサキ原爆写真ポスターを11月25日から12月5日までアビシルベに展示し、同じく広島平和記念資料館から借用した、地元の高校生と被爆者との共同制作による「原爆の絵」や、中学生広島派遣リレー講座の実施風景などを12月1日から5日まで、けやきプラザに展示いたします。 次は、都市計画に関する総合調整についてです。 千葉北西連絡道路につきましては、8月30日に第2回千葉北西連絡道路検討会が開催され、本市も出席いたしました。検討会では、県及び国の広域道路交通計画千葉北西連絡道路が位置づけられたことが報告され、千葉県北西地域の交通特性の分析やこれらの上位計画と整合を図り進めていくことなどを確認いたしました。 今後も、広く市民の皆様への情報提供を行うとともに、市の発展に寄与する道路の実現に向け、国への要望などを行ってまいります。 都市計画マスタープランにつきましては、11月26日に開催した都市計画審議会で御意見をいただき見直しを進めています。年度内にパブリックコメントを実施し、次期総合計画や市民からの意見を踏まえ、活力とにぎわいを生み出す都市づくりを一つの目標として策定をしてまいります。 次は、公共交通の利便性向上と常磐線・成田線の活性化についてです。 我孫子駅ホームエレベーターにつきましては、来年1月から階段・橋上通路において本格的な工事が始まる予定となっていて、当初の予定どおり令和5年1月には、順次供用を開始していくことができる見込みです。 (仮称)シャトルバスにつきましては、市内でコミュニティバスを運行する全事業者と10月に意見交換会を行い、新型コロナによる利用者の変化や事業者の運送実態なども踏まえ、専門的な見地から様々な運行方法を検討いたしました。東側地区の新たな移動手段となるよう、市内事業者と共に事業を進めてまいります。 常磐線・成田線の利便性向上の取組としては、成田線沿線7市町で構成する成田線活性化推進協議会において、成田線の増発や常磐線特別快速列車の我孫子駅停車などの実現に向けて、毎年JR東日本へ要望活動を実施しています。今年は、千葉支社には10月11日に、東京支社には11月1日に要望いたしました。今後もさらなる利便性の向上につなげるため、引き続き要望活動を行うとともに、独自の沿線活性化事業を進めてまいります。 常磐線沿線活性化事業では、常磐線沿線の松戸市、柏市、我孫子市、取手市の4市とJR東日本東京支社が連携し、11月3日から5日まで上野駅中央改札口で常磐線産直市を開催しました。地元野菜やふるさと産品などを出品し、訪れた多くのお客様に我孫子市のPRを行いました。 また、我孫子の秋を堪能していただくため、11月17日から21日まで、自然と文学を感じる手賀沼散策コースをテーマに、我孫子駅において駅からハイキングを実施し、我孫子の魅力をPRいたしました。 次に、成田線沿線活性化事業では、成田線開業120周年記念事業の一環として絵はがきコンクールを実施いたしました。市内の小学5年生からは95作品、中学2年生からは6作品の応募がありました。応募のあった絵はがきは、11月15日から30日まで我孫子駅のデジタルサイネージを活用して展示をしています。また、各市町で行われた審査により優秀賞などに選出された絵はがきにつきましては、これから成田線の各駅に展示をしてまいります。 さらに、10月16日、17日には、JR東日本千葉支社と協議会が連携し、自転車をそのまま載せられる特別仕様のサイクルトレインB.B.BASEが両国駅と布佐駅間で運行されました。2日間で63名のサイクリストが布佐駅を中心に手賀沼などを周遊し、我孫子の魅力を感じていただきました。 今後も、様々な事業を通して常磐線・成田線の利便性と乗降客数の向上に努めてまいります。 次は、手賀沼公園・久寺家線の整備についてです。 国道356号側、手賀沼公園側の両側交差点部で整備工事を進めており、年明けからは信号機の移設工事に着手し、来年4月の供用開始を目指して整備を進めてまいります。また、車道完成後の交通の切替については、事前に広報やホームページ、現地の看板などでお知らせをいたします。 次は、下ケ戸・中里線ほか1線の整備についてです。 現在進めている高低差が発生する区間の処理方法と付け替え道路の詳細設計が完了次第、近隣の皆様への説明や事業用地取得に向けた権利者説明会を開催いたします。 次は、マイナンバー制度の普及についてです。 11月14日時点の申請人数は6万6,065人、申請率は50.2%、交付人数は5万7,243人、普及率は43.5%で、県内6番目の普及率となっています。今後も、休日開庁や出張申請、タブレット端末を活用したオンライン申請のサポートなどを行うほか、来年1月から予定している住民票と印鑑登録証明書、課税証明書のコンビニ交付にマイナンバーカードが必要であることを、広報及び市のホームページで周知をし、普及率の向上に努めてまいります。 また、10月20日から全国の一部の病院や薬局などでマイナンバーカードの健康保険証としての本格運用が始まりました。今後は、マイナンバーの専用サイト、マイナポータルで、特定健診の結果や処方された薬の情報が閲覧できるようになる見通しです。 なお、利用できる医療機関、薬局は順次、増えていく予定となっています。 次は、デジタル・ガバメントの推進についてです。 12月1日より、市が保有する様々な地理情報を統合した統合型GISの運用を開始いたします。この統合型GISは、地理情報を市の業務で活用するだけでなく、公開型GISとしてインターネット上に公開し、市民や事業者が無料でいつでも活用できるシステムです。公開する情報は、公共施設や公園などの施設の情報、ハザードマップなど防災に役立つ情報、道路台帳や都市計画情報、公共下水道台帳など事業者向けの情報などを中心に、現在、選定及びデータの整理を進めています。システム導入後も、掲載する情報の充実を図り、業務の効率化と市民サービスの向上を進めてまいります。 AI-OCR及びRPAにつきましては、道路課、健康づくり支援課並びに総務課で運用しており、業務の効率化につながりました。現在は保育課において保育園入所選考業務の一部に導入をすべく構築を進めています。 次は、公共施設の老朽化対策です。 天王台北近隣センターと布佐南近隣センターでは、我孫子市近隣センター等個別施設計画に基づき長寿命化のための工事を行っています。また、近隣センターふさの風、布佐南近隣センター、天王台北近隣センターでは、新型コロナ拡大防止のため、和式便器を洋式便器に改修する工事を行っています。市民プラザでは、老朽化した空調設備の更新工事を11月8日から12月24日にかけて実施をしています。工事期間中は、会議室や和室、フリースペースなど一部の施設が利用できません。 アビスタでは、11月1日から来年3月15日まで空調設備工事を行っており、ホールは工事の全期間、第1学習室は来年1月中に2週間程度利用ができなくなります。詳細につきましては、今後ホームページ等で決まり次第お知らせをいたします。ミニホール、オープンスペースにつきましては、12月1日から3月15日まで空調設備の使用ができませんが、利用は可能です。図書館は、アビスタ本館が同期間に空調設備の使用ができないほか、システム更新のため、湖北台分館、布佐分館、移動図書館も含め12月27日から来年1月13日まで休館となります。 湖北地区公民館は、来年2月1日から10日まで受変電設備を入れ替えるため休館いたします。 利用者の皆様方には御迷惑をおかけいたしますが、御理解と御協力をお願い申し上げます。 次に、近隣市町、大学との連携についてです。 多様な行政課題が生じている現在では、他の自治体や大学等と連携し、効率的・効果的な行政運営を進めていくことが不可欠となっています。市は、これまで近隣の自治体とそれぞれ協議会を設置し、国・県等への要望活動や共同事業を行ってきました。今後も、これらの広域連携の枠組みを活用した取組を進めてまいります。 また、大学との連携では、協定を締結している市内、市外の3大学と学生ボランティアや実習生の受入れなどの人的交流を中心に行っています。今後は、大学の高度な専門性を生かして、市の施策に関する調査研究を進め、様々な連携ができるよう協議を進めてまいります。 常磐線沿線の8市区とJR東日本東京支社、東京藝術大学の10者で構成するJOBANアートライン協議会では、アートを機軸とした沿線のイメージアップと地域活性化を図るために活動をしています。 今年度は、11月21日にアビシルベにおいてアートアンブレラのワークショップを実施いたしました。また、上野駅中央改札口2階にある上野駅ブレイクステーションギャラリーを活用したアートアンブレラの展示会を9月18日から12月16日まで開催をしています。 次は、小中学校コンピュータ教育の推進についてです。 タブレットを活用した授業につきましては、学校間で情報を共有するとともに先進校への視察を実施し、学年ごとの発達段階に合わせた活用や教科学習の学びを探るための効果的な活用などについて検証を進めています。また、日常的な家庭学習や臨時休校等への対応ができるよう、引き続き学校の実態に合わせタブレットの持ち帰りを実施をしていきます。 情報モラル教育については、小中一貫カリキュラムの一つとして作成したAbi-ICTに基づき、児童生徒が考えながら学んでいけるように指導をしていきます。 コンピュータを活用した教育は、環境整備の段階から活用推進の段階となりました。これからの時代に育むべき資質、能力が育成できるよう、情報教育に取り組んでまいります。 次は、新たな文化交流拠点施設の整備検討についてです。 令和元年5月にまとめた文化交流拠点施設の建設構想(案)に基づき、施設の機能と規模について方向性を集約していけるよう、さらに御意見を聞いていくこととしておりましたが、新型コロナの影響により、この間、意見の聴取はできませんでした。10月に緊急事態宣言が解除され、市内の感染者も減少したことから、10月18日に各種文化事業を行っている我孫子市文化連盟の役員に、建設構想(案)で示した3つのパターンの整備規模や今後の意見集約の方法などについて確認いたしました。今後は、文化団体や多くの市民の皆様方から改めて御意見をいただき、施設の機能、規模について検討を進めてまいります。 次は、ジャパンバードフェスティバルについてです。 新型コロナの影響により、残念ながら、会場開催は今年も中止となりました。昨年同様にオンラインでの開催とし、10月8日から11月30日まで出展団体からのPR動画や鳥の博物館と山階鳥類研究所で過去に配信したテーマトークなど、公式ホームページから様々なコンテンツを配信しています。また、11月6日、7日には、鳥学講座や、山階鳥研見にレクチャーなどを限定ライブ配信いたしました。 次は、買物支援についてです。 株式会社カスミとの包括連携協定により、8月2日から商業施設が少ない地域を運行する移動販売を開始し、現在38か所の地域を巡回しています。地域の要望に合わせ運行ルートの見直しを行っており、年内には新たなルートを決定する予定です。 次は、障害者手帳アプリ、ミライロIDについてです。 11月1日から障害者手帳の提示に代わるスマートフォンアプリ、ミライロIDの取扱いを開始いたしました。ミライロIDの登録画面を見せるだけで、市の施設やバスなどで従来どおり障害者割引が適用されます。 次は、子ども議会についてです。 11月9日に第9回子ども議会を開催いたしました。当日は、市内の小中学校から2名ずつ選出された38名の子ども議員が参加し、議長は白山中学校生徒、副議長は湖北台東小学校児童が務め、実際の議会と同じ形で行いました。 今回の子ども議会では、ソーラーパネルや再生可能エネルギーの活用、食品ロス問題、コロナ禍でのイベントや行事など近年の問題、話題となっているものから、手賀沼周辺の開発、健康で活力のあるまちづくり、地域文化の継承など我孫子市の持つ魅力をさらに生かした住みやすいまち、住みたいまちになるための質問や意見が出されました。 次は、下水道事業の健全経営についてです。 市の下水道事業は、汚水処理に係る経費を使用者から徴収する使用料では賄うことができず、一般会計から税金を繰り入れることで事業の赤字を補填する状況にありました。本来この税金は、他の行政サービスや社会保障、公共事業に充てられるべきものであり、これを改善するため、昨年度から下水道事業の新たな経営戦略と使用料の適正化案について下水道審議会で審議を重ねていただきました。その結果、受益者が特定される下水道事業に多額の一般会計繰入金を充てることは、公平性の観点から改善が求められるものであり、所要の料金改定は必要であるものの、その実施に当たっては段階的な引上げなど市民負担に一定の配慮が望まれるとの答申を受けました。 市としては、下水道事業を持続可能な事業運営とするために、現行の使用料水準から22%の引上げが必要と考えていましたが、コロナ禍にある社会状況や低水量使用者などの負担にも配慮し、基本料金部分の改定率を10%にとどめ、超過料金のみ15%に改めることで、全体での平均改定率では13%とし、今議会に条例改正案を上程しています。 改定後の1か月当たりの使用料は、おおむね1人から2人世帯では99円、4人世帯では462円程度の値上がりとなります。施行は来年4月1日予定となりますが、平成10年以来23年ぶりの下水道料金改定について、御理解くださいますようお願い申し上げます。 次は、かたらいベンチについてです。 我孫子市公園ふれあい事業として、広く寄附を募ってきた、かたらいベンチは、平成19年度から本格的にスタートし、市内外を問わず多くの方や団体から御協力をいただき、これまでに102基のベンチを公園に設置することができました。今まで寄附をいただきました皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。 事業がスタートしてからこれまでの14年間、一般社団法人日本公園施設業協会の協力の下、ベンチの製造及び運搬まで、市場価格より安価な1基当たり10万円で協定を結び、寄附金額も同額としていました。しかし、これまでに消費税率の引上げや、市場に流通するベンチの価格も15%程度上昇したことを受け、協会と協議を重ねた結果、来年4月1日寄附分から1基当たり12万1,000円に改定することにいたしました。増額の改定となりますが、今後も御協力をお願い申し上げます。 次は、ファミリースポーツテストについてです。 子どもから大人まで参加できるスポーツイベントとして、ファミリースポーツテストを11月20日に市民体育館で実施いたしました。当日は、スポーツ庁が作成した新体力テストの項目である握力、上体起こし、反復横跳びなど、1人6種目のテストにチャレンジして、運動能力や体力年齢などの測定を実施をしたほか、NECグリーンロケッツ東葛の選手も参加し、ラグビー体験や選手との体力テスト勝負なども行われました。今後も、幅広い年齢層の方がスポーツに親しむ機会を作ってまいります。 最後は、中央学院大学の活躍についてです。 11月20日から25日に行われた大学野球の全国大会である明治神宮野球大会において、19年ぶり3回目の出場となる中央学院大学硬式野球部が初優勝に輝き、市にとっても明るい話題となりました。また、1月2日から3日に行われる箱根駅伝には、2年ぶりに同大学駅伝部が出場いたします。日頃の練習の成果を遺憾なく発揮し、大舞台で全力を尽くしてほしいと願っております。 以上で、市政一般報告を終わりますが、各事業の推進に一層の努力をしてまいりますので、議員皆様の御理解と御協力お願い申し上げます。 引き続き、提案理由の説明をいたします。 議案第1号は、人事院勧告を考慮し、期末手当の支給割合を改定するため、我孫子市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正するものです。 議案第2号は、指揮命令系統を分かりやすくし、責任体制の明確化を図るため、担当制を廃止し、係制に移行することに伴い、等級別基準職務表について条文を整備するため、我孫子市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正するものです。 議案第3号は、一般職の職員の期末手当の支給割合の改正を考慮し、常勤の特別職の職員の期末手当の支給割合を改定するために、我孫子市常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正するものです。 議案第4号は、効率的な組織運営及び持続可能な行財政運営のため、執行体制を整備するとともに条文を整備するため、我孫子市行政組織条例の一部を改正するものです。 議案第5号は、地方税法の一部改正に伴い、子育て世帯経済的負担軽減の観点から、国民健康保険税の算定において未就学児に係る被保険者均等割額を5割減額するとともに、条文を整備するため、我孫子市国民健康保険税条例の一部を改正するものです。 議案第6号は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、家庭的保育事業者等が記録、作成等を行うものについて、書面に代えて電磁的記録により行うことができることとするとともに、条文を整備するため、我孫子市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正するものです。 議案第7号は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、特定教育・保育施設等が記録、作成、交付、提出等を行うものについて、書面に代えて電磁的記録により行うことまたは電磁的方法により提供することができることとするとともに、条文を整備するため、我孫子市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正するものです。 議案第8号は、下水道使用料の適正化のため下水道使用料を改定するとともに、公共下水道台帳及び下水道計画図の写しの交付に係る手数料を定めるため、我孫子市下水道条例の一部を改正するものです。 議案第9号は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部改正及び住宅の品質確保の促進等に関する法律の一部改正に伴い、長優良住宅建設等計画の認定審査手続に係る建築関係手数料の事務の区分及び額を改め、容積率の特例の許可審査手続に係る建築関係手数料を追加するとともに、条文を整備するため、我孫子市手数料条例の一部を改正するものです。 議案第10号は、水道料金及び給水申込納付金について、消費税相当額を含んだ総額表示に改めること並びに遅収料金制度及び需要者が必要な水量を特に確保した場合に料金とは別に定められた額を徴収する制度をやめることとするとともに、条文を整備するため、我孫子市水道事業給水条例の一部を改正するものです。 議案第11号から議案第13号までは我孫子市民プラザ、我孫子市老人福祉センターつつじ荘及び我孫子市西部福祉センターの各施設を管理する指定管理者の指定に関し、地方自治法第244条の2第6項の規定により議決を得るものです。 議案第14号は、開発行為により市に帰属した道路について、交通の利便性の向上及び安全性の確保を図るために新たに市道路線を認定するものです。 議案第15号は、手賀沼公園・久寺家線の整備により、路線の終点に変更があった道路について、交通の利便性の向上及び安全性の確保を図るために、市道路線を変更するものです。 次に、補正予算について申し上げます。 議案第16号は、令和3年度我孫子市一般会計補正予算(第8号)を定めるものです。 今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ3億2,000万円を追加し、予算総額を503億3,900万円にしようとするものです。 歳入の主なものは、市税、国庫支出金、諸収入などを増額し、繰入金の減額を行うものです。歳出の主なものは、新型コロナウイルス感染症への対応に係る様々な事業を計上するほか、児童発達支援事業、子ども・子育て支援給付金などを増額し、幼稚園振興事業や生活保護扶助費などの減額を行うものです。また、それぞれの款で人件費について人事院勧告を考慮した期末手当の支給割合の改定などに伴う減額を行っています。 議案第17号は、令和3年度我孫子市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を定めるものです。 今回の補正は、既定の予算総額から歳入歳出それぞれ173万5,000円を減額し、予算総額を123億8,055万7,000円とするものです。 歳入では、人事院勧告を考慮した期末手当の支給割合の改定に伴い、職員給与費に対する繰入金の減額などを行う一方、歳出も、一般職人件費の減額などを行うものです。 議案第18号は、令和3年度我孫子市介護保険特別会計補正予算(第3号)を定めるものです。 今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ9,606万1,000円を追加し、予算総額を115億3,755万3,000円とするものです。 歳入は、国庫支出金や諸収入などを増額し、県支出金などの減額を行うものです。また歳出は、人事院勧告を考慮した期末手当の支給割合の改定に伴う一般職人件費の減額のほか、基金積立金や認定調査支援システムの導入費の増額などを行うものです。 議案第19号は、令和3年度我孫子市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を定めるものです。 今回の補正は、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ32万3,000円を追加し、予算総額を23億2,150万3,000円とするものです。 歳入では諸収入の増額や繰入金の減額を行い、歳出では保険料還付金の増額や人事院勧告を考慮した期末手当の支給割合の改定に伴う一般職人件費の減額を行うものです。 議案第20号は、令和3年度我孫子市下水道事業会計補正予算(第2号)を定めるものです。 今回の補正は、人事院勧告を考慮した期末手当の支給割合の改定などに伴う職員給与費の減額、委託料の増額、工事請負費の増額及び負担金の減額により、収益的収入及び支出については既定の予定額にそれぞれ81万7,000円を増額し、資本的収入及び支出については既定の予定額からそれぞれ104万2,000円を減額するものです。 議案第21号は、令和3年度我孫子市水道事業会計補正予算(第2号)を定めるものです。 今回の補正は、人事院勧告を考慮した期末手当の支給割合の改定などに伴う職員給与費の減額、委託料の増額により、収益的支出については既定の予定額に83万6,000円を増額し、資本的支出については既定の予定額から54万8,000円を減額するものです。 報告第1号は、損害賠償の額の決定について専決処分いたしましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものです。 報告第2号は、令和2年度の教育に関する事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を作成いたしましたので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定により議会に提出するものです。 報告第3号は、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業に関する予算措置について、令和3年度我孫子市一般会計補正予算(第7号)について、急を要するため地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告するとともに、その承認を求めるものです。 以上で提案理由の説明を終わります。十分な御審議の上に、御可決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(西垣一郎君) 以上で提案理由の説明は終わりました。--------------------------------------- ○議長(西垣一郎君) お諮りいたします。 報告第3号の専決処分の報告及び承認につきましては、議会運営委員会での申合せのとおり、この際、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) 御異議ないものと認めます。--------------------------------------- ○議長(西垣一郎君) これより採決いたします。 採決は採決表示システムにより行います。各議席の出席ボタンを確認してください。 報告第3号、専決処分の報告及び承認(令和3年度我孫子市一般会計補正予算(第7号))について、承認するに賛成の議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(西垣一郎君) ないものと認めます。 確定いたします。 賛成全員と認めます。よって、報告第3号は承認されました。--------------------------------------- ○議長(西垣一郎君) お諮りいたします。 議案第1号、我孫子市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第3号、我孫子市常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、議会運営委員会の協議を踏まえ、直ちに先議いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) 御異議ないものと認めます。 よって直ちに先議することに決定されました。--------------------------------------- △議案に対する大綱質疑 ○議長(西垣一郎君) 議案に対する大綱質疑は通告がありませんので、ないものと認めます。--------------------------------------- △議案第1号、議案第3号委員会付託 ○議長(西垣一郎君) 議案第1号及び議案第3号を総務企画常任委員会に付託いたします。 委員会開催のため、暫時休憩いたします。     午後2時04分休憩---------------------------------------     午後3時05分開議 ○議長(西垣一郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △議案第1号及び議案第3号総括審議 ○議長(西垣一郎君) 日程第4、議案第1号及び議案第3号を一括議題とし、総括審議を行います。 委員会の審査結果について、委員長の報告を求めます。戸田智恵子総務企画常任委員長。     〔総務企画常任委員長戸田智恵子君登壇〕 ◆総務企画常任委員長(戸田智恵子君) 総務企画常任委員会に付託されました議案の審査結果について御報告いたします。 議案第1号、我孫子市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第3号、我孫子市常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上議案2件について慎重に審査いたしました結果、いずれの議案も全員異議なく原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして総務企画常任委員会の報告を終わります。 ○議長(西垣一郎君) 以上で委員長の報告は終わりました。 委員長報告に対する質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) ないものと認めます。 討論は通告がありませんので、ないものと認めます。 これより採決いたします。 採決は、採決表示システムにより行います。各議席の出席ボタンを確認してください。 議案第1号、我孫子市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) ないものと認めます。 確定いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第1号は可決されました。 議案第3号、我孫子市常勤の特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり原案に賛成の議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) ないものと認めます。 確定いたします。 賛成全員と認めます。よって、議案第3号は可決されました。--------------------------------------- △発議案第1号 ○議長(西垣一郎君) 日程第5、発議案第1号を議題といたします。 お手元に配付のとおり所定の賛成者を得て発議案が提出されました。 発議案の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) ないものと認めます。 発議案第1号、我孫子市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明を求めます。茅野理議員。     〔茅野理君登壇〕 ◆(茅野理君) 発議案第1号、我孫子市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明いたします。 初めに、本条例を改正するに至った経緯です。 我孫子市議会では、平成26年12月26日に我孫子市議会基本条例を制定し、この条例に基づき既に実施していた議会改革のほか、議会運営の活性化と開かれた議会を目指して改革に取り組んできました。 条例制定から5年が経過し、我孫子市を取り巻く社会環境は急速に変化していく中で、この条例の目的の達成状況を検証するため、令和2年3月18日に議会改革特別委員会が設置されました。 この検証を進めていく中で、第2条については、第4号の議員間の討議について第3条第1号と文言が重複しているため、分かりやすく整理する必要があるとの課題が確認されました。また、第15条については、分権時代は少し古い言葉のため見直してもよいのではないかとの意見が委員からありましたので、それらの課題などを改善するため、改正しようとするものです。 改正内容についてですが、第2条は第4号を削除しようとするものです。第15条は、「分権時代に対応した」を「時代に即した」に変更しようとするものです。 議員各位におかれましては、本条例提案の趣旨を御理解いただき、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(西垣一郎君) 以上で提案理由の説明は終わりました。--------------------------------------- △議案に対する大綱質疑 ○議長(西垣一郎君) 発議案に対する大綱質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) ないものと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題としております発議案第1号につきましては、議会運営委員会での申合せのとおり、この際、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) 御異議ないものと認めます。--------------------------------------- ○議長(西垣一郎君) これより採決いたします。 採決は採決表示システムにより行います。各議席の出席ボタンを確認してください。 発議案第1号、我孫子市議会基本条例の一部を改正する条例の制定について、原案に賛成の議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) ないものと認めます。 確定いたします。 賛成全員と認めます。よって、発議案第1号は可決されました。--------------------------------------- △発議案第2号 ○議長(西垣一郎君) 日程第6、発議案第2号を議題といたします。 お手元に配付のとおり所定の賛成者を得て発議案が提出されました。 発議案の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) ないものと認めます。 お諮りいたします。ただいま議題としております発議案につきましては、この際、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) 御異議ないものと認めます。--------------------------------------- ○議長(西垣一郎君) これより採決いたします。 採決は採決表示システムにより行います。各議席の出席ボタンを確認してください。 発議案第2号、我孫子市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、原案に賛成の議員は賛成ボタンを押してください。 ボタンの押し忘れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) ないものと認めます。 確定いたします。 賛成全員と認めます。よって、発議案第2号は可決されました。---------------------------------------議会改革特別委員会廃止の件 ○議長(西垣一郎君) 日程第7、議会改革特別委員会廃止の件を議題といたします。 委員会の調査・検討について委員長の報告を求めます。茅野理議会改革特別委員長。     〔議会改革特別委員長茅野理君登壇〕 ◆議会改革特別委員長(茅野理君) 議会改革特別委員会の最終報告を申し上げます。 本委員会は令和2年第1回定例会において設置されて以来、議会基本条例の検証を含め議会改革について委員会などを18回開催し、調査・検討を行ってきました。 本委員会の主要な設置目的であります議会基本条例の検証につきましては、本年第3回定例会において御報告したとおりです。政務活動費につきましては、昨年第2回定例会において、「政務活動費の取り扱いに関する基準を廃止し、政務活動費の手引きを制定し、運用を求める陳情書」が採択されたことに伴い、本委員会において協議を行い、本年3月に運用手引きを制定し、今年度交付分から適用したところです。 また、その他の協議事項につきましても、案件ごとに検討会などを設置し、協議していくこととするなど、本委員会における協議事項の調査・検討が終了したことから、協議いたしました結果、全会一致で本委員会を廃止すべきものと決定いたしました。 以上をもちまして、議会改革特別委員会の最終報告といたします。 ○議長(西垣一郎君) 以上をもちまして報告は終わりました。 お諮りいたします。委員長報告のとおり、議会改革特別委員会は本日をもって廃止とすることに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(西垣一郎君) 御異議ないものと認めます。 よって、議会改革特別委員会は本日をもって廃止とすることに決定されました。--------------------------------------- △休会の件 ○議長(西垣一郎君) 以上をもちまして本日の日程は終わりました。 明日から12月5日までは議案自宅審査のため休会いたします。来る12月6日は午前10時から会議を開きます。本日はこれをもって散会いたします。     午後3時17分散会--------------------------------------- △本日の会議に付した事件 1.会期の件1.会議録署名議員指名1.議案第1号から議案第21号及び報告第1号から報告第3号  (市政一般報告及び提案理由の説明)1.議案第1号及び議案第3号総括審議1.発議案第1号1.発議案第2号1.議会改革特別委員会廃止件---------------------------------------出席議員 議長   西垣一郎君 副議長  海津にいな君 議員   西川佳克君        野村貞夫君      澤田敦士君        山下佳代君      江川克哉君        芹澤正子君      岩井 康君        高木宏樹君      戸田智恵子君       久野晋作君      内田美恵子君       飯塚 誠君      甲斐俊光君        日暮俊一君      椎名幸雄君        豊島庸市君      佐々木豊治君       坂巻宗男君      早川 真君        木村得道君      茅野 理君        松島 洋君---------------------------------------欠席議員      なし---------------------------------------出席事務局職員      事務局長            中野信夫      次長              大井一郎      次長              海老原 正---------------------------------------出席説明員      市長              星野順一郎君      副市長             青木 章君      教育長             丸 智彦君      水道局長            古谷 靖君      総務部長            廣瀬英男君      (併)選挙管理委員会事務局長      企画財政部長          小林 修君...